司法書士フィオルーナ法務事務所

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なぜ不動産登記が必要?

不動産を自分名義に登記することは、自分の財産を守るためにやらなくてはならない重要なことです。一戸建、マンション、土地を売買や贈与等さまざまな方法で取得した場合、契約書に実印を押したり、購入金額を払ったり、相手から譲り受けて住み始めただけでは、その不動産を完全に自分のものにしたとは言えません。当事者である相手(買った、もらった相手)には、お金を払ったんだから、もらったんだから私のものですと主張できますが、第三者に対しては、この人から買いました!この人からもらいました!と主張しても効力はありません。自分の名義に登記することで初めて第三者に、この不動産は私のものですと主張できます。不動産を取得したときは、必ず登記することが重要です。

こんな詐欺に注意! 代金を支払ったのに自分の物にならない・・

詐欺1
Aさん、好物件がでました。立地も価格も申し分なし!早いもの勝ちですよ

詐欺2
現地に行って見学したが、駅にも近く家も申し分なく大満足。速攻で契約を結び、代金も支払った。登記は書類の関係で1週間後になるそうだ。

詐欺3
一方、Xは同時にBさにも家を売り、Aさん、Bさん両方から代金を手に入れた後、姿を消した。

詐欺4

この家は誰の物のなるのか???

詐欺5
Bさんが先に自分名義に登記していたら、この家はBさんのものになります。Aさんが、私の方が先に契約した! 先に代金を支払った!と主張しても認められません。


不動産の権利=登記です

不動産には、個々に登記簿が作成されています。この登記簿は法務局で厳重に管理されており、権利関係の経緯が全て記録されているので、登記簿を見ればその不動産の状態が分かります(誰の所有か、抵当権等の担保が付いているか、差押られているか等々)。見方を変えれば、登記簿に記録されていない権利は、当事者以外は知りようもないので、その権利を第三者に主張することはできません。上記の事例では、Aさんは自分名義の登記していなかったので、Bさんに家の所有権を主張できず、Bさんは登記をしていたので、Aさんだけでなく、誰に対しても所有権を主張することができます。不動産=登記です。

契約書に実印押せば大丈夫・・?

不動産に関する取引には通常、契約を行います。契約書に実印を押す。緊張する瞬間です。大きな責任を負ったような気持ちになられるでしょう。契約書に実印を押すことは重大なことですが、こと不動産に関しては不十分です。実印を押したとしても、代金を払ったとしても、その不動産を取得した気になってはいけません。自分名義に登記をしてはじめ、その不動産があなたのものになったと言えます。

信頼をつなぐ

不動産売買には、売主と買主がいます。売主の最大関心事は代金を受取ることであり、買主は登記になります。代金は振込みをすれば30分前後で入金確認できますが、登記はそうはいきません。その日のうちに申請書を法務局に提出しても、登記簿に記録されるには1週間前後かかります。買主にしてみれば、登記簿に記録されるのを確認するまでは、代金を支払いたくないでしょう。一方、売主は代金を受領するまで登記申請に協力したくないでしょう。この両者の思いを受け止め、互いの信頼をつなぐのが司法書士です。契約時に立会い、代金の授受、登記申請書類の確認を行い、契約後速やかに申請を行い登記を実現させます。
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