無視できない少数株主 公開日:2024年8月6日 会社法 株主の権利 株主の重要な権利として、株主総会での議決権があります。 株主総会は会社の最高意思決定機関であり、経営者(役員)は株主総会で選任決議されないと就任することができません。 重要な役員選任決議は普通決議であり、基本 […] 続きを読む
非上場株式と相続 更新日:2024年7月31日 公開日:2024年7月30日 会社法相続 故人が株式を所有している場合、当該株式は当然に相続の対象になります。 遺言書が無ければ相続人全員で協議して相続する者を決定します。 相続する株式が証券会社で管理され市場で売買されているような株式であれば、証券会社に名義を […] 続きを読む
権利があいまいな名義株の整理方法 公開日:2023年3月29日 会社法 名義株とは 名義株は一般的にはなじみがない言葉ですが、特に昭和や平成初期に設立された中小企業等に存在していることが多い株です。 名義株とは、簡単に言えば名義人となっている株主と実質的に当該株を所有している人が異なる株のこ […] 続きを読む
株主によって扱いを変えることができるか? 公開日:2023年2月24日 会社法 株式の属人的定め 株式会社の最高意思決定機関は株主総会です。 取締役を選任するのは、実質的には人事権を持つ代表取締役になりますが、最終的に株主総会で選任決議が必要です。 敵対的買収という言葉を聞かれ方も多いと思いますが、 […] 続きを読む
会社が株主から自己株式を取得する方法と注意点 公開日:2023年2月18日 会社法商業登記 自己株式の取得 自己株式の取得とは、会社が会社以外の第三者が保有している自社の株式を何らかの方法を使って取得することです。 一旦、発行した株式を会社が取得(取り戻す)する理由は、さまざまです。 流通している株式数を減らし […] 続きを読む
会社による相続人への株式売渡請求方法 公開日:2023年2月8日 会社法 相続人等に対する売渡請求 株主に相続が発生すると、株式は相続人に承継されます。 株の大半を所持している株主は、オーナーとして会社を経営していたり、経営しないまでも大株主として会社に大きな影響力を持っています。 このような […] 続きを読む
所在不明株主所有の株式の対処法 公開日:2023年2月2日 会社法 株主所在不明の株式の取扱い 会社が長年活動していると、新たな出資者を募集するために新株を発行したり、既存の株主が第三者に株式を譲渡したり、相続が発生して複数の相続人が株式を相続したり等々で、株主の数が徐々に多くなっていく […] 続きを読む
1人合同会社の定款作成4っのポイント 公開日:2023年1月27日 会社法商業登記 1人で会社を設立する場合、株式会社にするか合同会社にするか迷うところです。 会社法が改正され有限会社を設立することはできなくなり、それに替わる形態として合同会社が新たな規定されました。 今では資本金1円でも株式会社を設立 […] 続きを読む
辞めても続く取締役の責任 更新日:2024年4月17日 公開日:2022年12月15日 会社法商業登記 取締役や監査役(以下、役員と示します)に就任後、いろいろな事由で退任することがあります。 役員を退任するとその役職から離れ、当然に役員としての責任から解放されることになります(※1)。 しかし、退任しても本人の意思に関係 […] 続きを読む
会社と代表者の土地取引での注意ポイント 公開日:2022年11月29日 不動産登記会社法 会社と会社の取締役(及び代表取締役)との何らかの取引で、互いの利益が相反するような場合を利益相反取引と言います。 典型的な例としては、取締役が所有する土地を会社に売却するような取引です。 取締役は売主としてできる限り高く […] 続きを読む